ルーフィング〈下葺材〉
下葺材の構成
基材
アスファルト系防水シートの基材には一般に紙(原紙)が使用されてきました。原紙にアスファルトを含浸させただけのものはアスファルトフェルトと呼ばれ、主に外壁下張材として使用されています。
防水性を向上させるため、アスファルトフェルトの両面にさらにアスファルトをコーティングし、鉱物質粉粒を付着させたものはアスファルトルーフィングと呼ばれ、屋根下葺材として使用されています。
原紙を使用したフェルトやルーフィングは風にあおられて破れやすいなどの問題があり、それを解決するため、原紙を合成繊維不織布で補強した下葺材などが使用されるようになりました。さらに、合成繊維不織布を基材として用いるタイプも登場し、次のような特徴を持つ下葺材も近年多く見かけるようになりました。
ニューライナールーフィング改質アスファルトの本領を発揮した最高級品
ニューライナールーフィング商品のご案内
改質アスファルトルーフィングの先駆けとなった、防水性・耐久性共に他の追随を許さない、最高級の品質を誇る下葺材です。改質アスファルト層を不織布と原紙で挟み込むことで、改質アスファルト本来の性能を十二分に発揮します。 表面に防滑特殊塗料を使用しているため、防滑性に優れています。
■仕様:20m×1m 0.8mm(ドット含まず)/17kg
ニューライナールーフィングの特徴
釘穴からの雨漏り
寸法の変化
強度
温度変化
耐久性
改質アスファルトとは?
タディス セルフ貼り直しができる「遅延粘着型」屋根下葺材
タディス セルフ商品のご案内
貼り直しが可能な遅延粘着型下葺材。貼り付け直後は簡単に剥がせて再び貼り直すことができます。
貼りつけ後約2時間、強固な粘着力と防水効果が発揮されます。
これが遅延粘着型ルーフィングの時間差効果。粘着系下葺材の新しいスタイルです。
勾配の緩い屋根や、改修などに最適です。
商品構成
タディスセルフは、田島ルーフィング独自の製法によってつくられた基材(フェルト)の下面に、改質アスファルト層を塗布した構成になっています。基材は原紙に有機合成繊維を混入することによリ、引裂強度と寸法安定性の向上を図っています。
施工性
タディスセルフは、下地や隣り合わせのルーフィングに貼り付ける時、貼り付け直後にはさほど強く粘着しないようにつくられています。そのため貼り違えた時などは簡単に修正できます(1人施工が可能)。
しかし数時間後には、対象下地によく馴染んで強固に粘着し、防水効果を発揮します。
※温度環境や下地の種類によっては、施工時にタッカーによる仮留めが必要になる場合があります。
釘穴からの雨漏り
屋根下葺材において重要とされる釘穴シーリング性においても、優れた性能を有しています。
【試験方法】
「ARK04S-03:2006 改質アスファルトルーフィング下葺材による」
【試験結果】
PカラーEX+(プラス)優れた基本性能とコストパフォーマンス
PカラーEX+(プラス)商品のご案内
ARK規格「改質アスファルトルーフィング下葺き材」【ARK-04s適合品】
汎用タイプの改質アスファルトルーフィングとして、優れた基本性能とコストパフォーマンスを誇る下葺材。
商品構成
特長
◯釘穴シール性の優れています。
◯基材は原紙に加え合成繊維不織布を用いているため、引裂強さに優れています。
◯低音時の柔軟性(耐折曲)、高温下でのベタつき防止性に優れています。
◯ARK規格 「改質アスファルトルーフィング下葺材」ARK04S適合品